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ジンバブエから日本に帰りました。アフリカで個人が起業をすることについて

こんにちは。

日本に帰国して2週間程度経ちました。

 

このブログではまだお伝えしていませんでしたが、ジンバブエに戻ることはもうありません。

結論から言うと、

ジンバブエでのビジネスは断念しました、という事ですね。

 

という訳で、今回はジンバブエでのビジネスを断念した経緯や今後について。

アフリカで個人でビジネスを検討している人は何かしら参考にしていただければと思います。




ジンバブエでのビジネスを断念した経緯について

ジンバブエでのビジネスを断念した経緯について。

大きく分けるとポイントは以下の3つ。

① VISAが更新できなかった
⓶ 経済状態が悪化の一途を辿っている
③ そもそも今の状態では『ジリ貧』

それでは順番に説明していきます。

① VISAが更新できなかった

前回ルサカにVISAランに行ったのですが、

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VISAランできなかったことが撤退の決め手でした。

 

順を追って説明すると・・・・

私にジンバブエの滞在許可である「Residence Permit」が5月に更新を迎えていました。が、これを更新するかどうか、正直悩んでいたのは事実です。

更新を悩んだ理由としては。

また高額な料金&ワイロを支払う可能性があるため

です。

 

その費用と労力に見合うだけのリターンを得られる自信をどうしても持てなかった、というところですね。

 

9月くらいまでは様子を見るつもりではいましたが、見切りを付ける、という言い方の方が正しいかもしれません。

なので、1か月ごとに国外に出てその都度滞在期間を更新する方法を選択した訳です。

 

過去、レジデンスパーミットを取得するまでは実際にその方法で滞在していましたからね。

が・・・

今回はどういう訳かそれが認められなかった。

ザンビアとの国境で入国しようとしたのですが、入国を拒否されました。

厳密に言うと、少なくとも1か月程度は国外に出ていないとダメ、という事です。

この辺のルールはちょっと曖昧ですねぇ・・・だって実際に何度も「ザンビアに出て翌日ジンバブエに戻る」という事をやってきた訳ですからね。

 

その時、私は現金も大して持っていなかった、というか・・・当然全てジンバブエに置いてきた訳ですからザンビアに残されてもどうしようもありません。

ゴネにゴネて、何とか7日間だけ滞在することを許され、ジンバブエに入国することが出来ました。

ジンバブエでのビジネスを断念し、日本に帰国することをはっきりと決めたのはこのタイミングです。

 

 

その時点で、既に確定している大きな仕事が2件ありましたので、

大使館にお願いして翌日一緒にハラレのイミグレーションに行ってもらい会社の清算をするという理由で30日まで延長してもらいました。

そして残っていた2本の仕事を終えて日本に帰ってきた、という訳ですね。

⓶ ジンバブエの経済状態は悪化の一途を辿っていた

VISAの更新を迷った理由には、もちろん「ジンバブエの経済状況」というのもあります。

このブログでも何度か書いていますが、インフレのスピードが日を増すごとに加速している状態でした。

もともとは等価で始まったUSドルとボンドノート。(現在の名前はRTGS)

私の帰国時には約7分の1にまでRTGSの価値が下落していました。

 

当初は90セントで買えたパンが、今では6ドル出さないと買えません。

銀行にあった預金の額は一定でも、実際の価値は日を追うごとに目減りしていきます。

 

USドルの価値は変わりませんのでUSドルだけで商売をしていればいいのですが、やはりそういう訳にはいきませんからね・・・

USドルのつもりで決済したカード払いの売り上げも、どういう訳か全部RTGSで計上されているし・・・

 

※このあたりの銀行関連の件についてはかなり色々すったもんだがありました。自分でしっかりと確認しなかったのもいけないのかもしれませんが・・・

という訳で、少なくともローカルの人たちからは絶対に売り上げは期待できない状況。というより、もはやジンバブエでビジネスをしていて希望が見いだせなくなっていた、というのが正直なところです。

希望が見えないとモチベーションも段々下がっていくものですね・・・

③ 今のままではジリ貧であった

これは、ちゃんとしたレストランとして店舗を構えて運営するかどうか、という事です。

やはり自宅の一室を使っての営業というのは現状維持で精いっぱい。

しかし、店舗として物件を借りるのは「割と大きな金額がかかる、リスクを背負う投資」になります。

 

これまでの流れで言うと

  1.  物件を実際に探していたが、元共同経営者が「もう資金が全然ない」と言うので一時保留
  2.  とりあえず今の状態で店舗運営力を付けながら資金を溜める(私が外に出なければいけない日が多かったので)
  3.  しかし、営業全然できない。新しいお客さん呼んでこれない。売り上げの9割9分は悪いけど僕が作っていた。
  4.  結局2人の関係が悪く、一人が撤退し帰国。僕は外に仕事を抱えているのでレストランを構えられる状態ではない。店に来る客さんは現地従業員のみで対応。

 

まあ、こんな感じです。

とりあえず利益を上げる程度には売り上げは作れていましたが・・・

共同経営者同士で良い関係を築けなかった事、ここまで時間をかけ過ぎたことが敗因なのかな、と思います。

もう少し営業に力を入れれば継続は出来たかと思いますが、例えば車を買うとか、人を雇うとか、ある程度資金的なリスクを背負う必要もあったかと思います。

そこまでリスクを取ってリターンを得られる気がしなかった、という事ですね。

 

ざっくりと説明しましたが、これが撤退の経緯です。

 

ジンバブエでのビジネス・何が良くなかった?

さて、ビジネスの敗因です。

金銭的に大きなダメージを負った訳ではないのですが、事業を継続できなかったという点では負けは負け。

どうして負けたのか?という点について考えてみたいと思います。

 

時間をかけ過ぎた

情勢の変化(クーデターとか)もありましたが、とにかく時間をかけ過ぎたのはまずかったかもしれませんね。

資金的に時間をかけて慎重にやらざるを得なかった、というのもありますが、

やはりある程度お金を掛けてリスクを取って、スピードも重視する必要はあったと思います。

 

別の言い方をすると、スピード感を出すにはある程度の資金は必要、という事ですね。

 

従業員を雇う事も同様です。VISAの取得などは、特にジンバブエの様に周りに起業している日本人がいない場合は多少お金を掛けてプロのコンサルタントに委託するのが正解だと思います。(こんなに難解なのはジンバブエだけかもしれませんが)

 

 

特にアフリカでの『自分が手助けするから大丈夫』的な周りの声に耳を傾ける必要はありません。

そういう人は何人もいましたが、まともに実現した試しは一つもありません。

ペーパーワークしかできない従業員というのは後々重しになっていくので、ある程度売り上げが安定するまでは必要ないと思います。

 

最初にお金をガッとかけてとにかくその国での自分の身分を安定させることが大事なのかもしれません。

時間をかけるほど、精神的な勢いも失われていく気がします。

 

共同経営は良くなかった

共同経営は良い事がない、と友人に忠告を受けたことがありましたが結果的にはそういう事になりましたね。

 

その点に関しては、僕も大分甘かったと思っています。

僕もはじめから「とりあえず軌道に乗るまでは」くらいに思っていましたが、

ビジネスは何をやるか、以上に誰とやるかも非常に大事ですね。

誰かと組んでやることについて、

無理にメリットを見出そうとせず、明らかなメリットが無ければ避けておいた方が無難でしょう。

 

少なくとも・・・

英語できない、料理できない、お客さん呼べない、そういう人と組むべきではありません(笑)

どうかしていましたね。

 

これは従業員を採用する時でも同じです。

何が出来て何が出来ないかをはっきりさせる事、

自分の中で採用の基準をしっかりと決めて、情に流されて譲歩したりは絶対にしない事。

このあたりが大切だと思います。まあ、プロの採用担当者にしたら当たり前の事なんでしょうけどね。

 

そもそも経営者としての資質がなかった

約2年間、事業をやってきて気付いたことがあります。

それは、

『会社を経営するってクソつまんないし、クソ面倒くさい』

という事ですね。

 

僕は経営者としての仕事を面白いと感じたことは一度もなかったし、向いていないという事だと思います。

少なくとも、自分の金を使って人を雇って運営する、というのは向いていないと確信しています。

なぜなら、僕は従業員に対して甘すぎるからです。

 

会社の金は自分の金ではないのですが、自分で出した金となると、従業員に対しても経費に対しても甘さが出てしまう部分がありました。これでは経営者として失格ですね。

 

雇われない生き方をしていくにしても、全部自分で仕事を取ってきて自分で全てこなすフリーランス、という方が僕には合っているようです。

 

なぜそう思うのか? それは、そっちの方が格段に楽しいからです。

 

効率化を図る、とか、自分が楽をする、とか、利益の最大値を上げていくには自分が人を動かしていくことが必要な訳ですけど、それに苦痛が伴うなら別に無理してする必要はないでしょう。

 

人を使うにしても、従業員を雇用するのではなく、アウトソーシングするという方法を取った方がいいのかな、と思いました。

 

  • 経営者には向いていないし、人を雇用する経営の仕事は正直もうやりたくない。
  • 自分で仕事を作って、もしくは受注して、自分でやっていくのはとても楽しい。

 

これは今回の事業を通じて発見できた『収穫』の一つだと思っています。

 

今後について

今までお世話になった従業員の事や、

最後まで面倒を残していった元共同経営者に対する非難や

その他役に立ちそうなジンバブエ状況などはまた折を見て書いていきたいと思います。

 

さて、私の今後についてですが、

来週からベトナムのハノイに行って働くことが決まっています。

 

 

このサイトについてはどうしようか色々悩みましたが・・・

  • 他のサイト運営が好調で忙しい事
  • 雑記ブログ運営の意味は自分のビジネスを認知してもらう事以外にあまりない事
  • とは言え、1年継続してアクセスとドメインパワーがつきはじめている事

などですね。

 

サイト名を変えて、過去の記事は少し整理して、「雑記ブログ」として継続させていきたいと思います。

日常の出来事に対して、時事問題に対して、自分の意見をまとめて発信するというのは、

なんと申しますか・・・楽しい事だから、です。

書き続けることで勉強になる事も意外とありますしね。

 

ベトナムに行っても、今後日記のような投稿はしないと思いますが・・・細々と続けて行きますのでよろしく願いします。

ここまでの記事をまとめるのはちょっと骨が折れますが・・

でわ。